1989年ベルギー生まれ。ベルギーの芸術高等教育機関(INSAS)を卒業。2009年に「Somewhere Between Here and Now」で長編映画デビュー。′16年に「Melody」で、マグリット賞有望女優賞を獲得。ロマン・デュリスとは過去に「La Confession」(16)で共演している。
1975年フランス・オルレアン生まれ。高校卒業後、パリに移りフランス国立高等演劇学校で学ぶ。『女っ気なし』(2011)でフランス国内において注目される。他の作品に『バツイチは恋のはじまり』(12)など。映画と並行して舞台においてもコンスタントに活動を続けており、′18年には「Le Jeu de l’amour et du hasard」の演技でフランス演劇界最高賞であるモリエール賞最優秀女優賞に輝く。
1980年9月1日フランス生まれ。パリの演劇学校を経て、スイス・ローザンヌの舞台芸術高等教育学校にて学ぶ。2009年に 「Complices」で長編映画デビュー後、「Vilaine fille, mauvais garçon」(12)の演技でフランス国内の映画祭において、いくつか賞に輝き注目される。′17年にカンヌ国際映画祭でカメラ・ドールを受賞した『若い女』では主人公を演じ、翌年のリュミエール賞有望女優賞を獲得。他の作品に、ジュスティーヌ・トリエ監督の「ソルフェリーノの戦い」(13)、クリストフ・オノレ監督の「Les Malheures de Sophie」(16)がある。ギヨーム・セネズ監督とは、長編一作目の「Keeper」(15)においても主人公の少年の母として出演しており、今作では二作連続の起用となる。
1978年ベルギー・ブリュッセル生まれ。ベルギーとフランスの2つの国籍を持つ。2001年に国立映画学校(INRACI)を卒業後、3つの短編映画を制作し、数々の映画祭に選ばれる。中でも、′09年短編第二作目の「Dans nos veines」は、カンヌ国際映画祭・ユニフランス短編映画賞に、第三作目の「U.H.T.」(12)ではベルギー国内におけるアカデミー賞と形容されるマグリット賞の短編映画賞にノミネートされた。′16年に公開された長編第一作目となる、高校生の妊娠に焦点を当てた「Keeper」は、トロントやロカルノなど70を超える映画祭に招待され、アンジェ映画祭でのグランプリをはじめ、約20以上の賞を獲得する。長編第二作目の本作では、′18年度のカンヌ国際映画祭の批評家週間部門に選出され、今後の活躍に注目が集まる。