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9月14日(土)よりシネスイッチ銀座他全国順次公開

9月14日(土)よりシネスイッチ銀座他全国順次公開

南仏プロヴァンスの美しい村で暮らす心優しい自転車店主が、人生を揺るがす秘密
<本当は自転車に乗れない>を隠すために巻き起こす大騒動に、笑いと涙が溢れ出すー。

Introduction

誰にでも、今さら誰にも言えない秘密がある―
自分らしく生きるためのヒントが詰まった、笑いと涙の人生讃歌!

自転車にまつわるある伝説を持つ、南仏プロヴァンスの美しい村に暮らす自転車修理工ラウル。愛する妻と子供たちにも恵まれ順風満帆に見えるが、実は誰にも言えない子どもの頃からの秘密があった。―本当は自転車に乗れない!―のだ。自転車を愛して生業にする彼にとって、それは悲しく致命的なこと。時が経つほど誰にも打ち明ける勇気がでない。ある日、村人を撮っている写真家が、ラウルが自転車に乗って坂道を下る決定的な瞬間を撮影しようと言ってきた。さぁ大変、なんとか阻止しようと試みるが…。秘密を抱えて幾年月、もしバレたら、家族の愛も村人たちの尊敬もすべて失ってしまう!? 果たして、ラウルと家族に平和は訪れる?

フランスの国民的作家にしてイラストレーター、漫画家でもあるジャン=ジャック・サンペのベストセラー「今さら言えない小さな秘密」を遂に映画化。「ニューヨーカー」や「パリ・マッチ」などで活躍し、45か国以上でその著書が翻訳されている世界的アーティストだ。『アメリ』『ロング・エンゲージメント』など、ジャン=ピエール・ジュネ監督作品のブレインとして活躍してきたギヨーム・ローランが、原作者のサンペと共に脚本を担当。人々の善意や思いやりなど、原作絵本の優しい世界観を引き継ぐと共に、オリジナルのエピソードを加え、映画ならではの胸躍るファンタジックなシーンを創り上げた。

ラウルに扮するのは、『ありふれた事件』でカンヌ国際映画祭特別ユース賞を受賞し、『ココ・アヴァン・シャネル』などでセザール賞に3度ノミネートされた名優ブノワ・ポールヴールド。近年では『神様メール』でも絶賛された。国をあげて自転車レース「トゥール・ド・フランス」に熱狂するフランスにおいて、〈自転車に乗れない〉ことがいかに致命的かを、微笑ましくも可笑しな自転車愛に満ちたエピソードと共に演じきった。ラウルの<秘密>の行方に、重要な鍵を握る妻マドレーヌには、『Mommy/マミー』などグザヴィエ・ドラン監督作品で高い評価を受けたスザンヌ・クレマン。彼もまた〈ある秘密〉を抱えた写真家のフィグーニュには、『モリエール 恋こそ喜劇』のエドゥアール・ベール。ラウルと友情を築いていく様に心地よい人間味を込めた。

舞台はフランスの南、プロヴァンスのヴァントロルという村。コート・デュ・ローヌのワインで知られる大自然を背景に、ノスタルジックな気持ちを掻き立てる原作の絵本の世界のような可愛らしい町並みが再現された。ひとに愛されたいあまりに抱えてしまった秘密と、ひとはどう向き合って生きていけばいいのか?人間関係の尽きない悩みを抱えた現代の人々へ、太陽が降り注ぐような温かく、心を救う物語。

Story

もし、ボールベアリングや変速機にとても詳しい人がいたら、それはきっと南フランスのサン・セロン村で自転車店を営んでいるラウル・タビュラン(ブノワ・ポールヴールド)だ。彼はものすごく評判がよく、村では自転車のことをタビュランと呼ぶほどだ。

彼は妻のマドレーヌ(スザンヌ・クレマン)と仲睦まじく暮らしている。ところが、ラウルには誰にも言えない秘密があった。本当は、補助輪なしで自転車に乗ることができないのだ!彼は子供の頃からずっとこの欠点を隠し続け、代わりに幾度となく自転車を直しつづけ、自転車修理のエースになった。時には、みんなに秘密を打ち明けようと試みたりもするのだが、いつも失敗に終わってしまうのだった。

ある日、村人たちの写真を撮っている写真家のエルヴェ・フィグーニュ(エドゥアール・ベール)がパリから村にやってきた。二人はすぐに打ちとけ合ったが、フィグーニュは村でとても有名な急斜面の山の崖からラウルが自転車で下っていく写真を撮りたいと申し出た。マドレーヌもラウルが自転車に乗っている写真が見たいと言い出す始末。ラウルは撮影の機会をなくそうと、あらゆる手段をとるのだが、ことごとくうまくいかない。そしてついに、撮影の日がやって来るのだが…。

ABOUT SEMPÉ

原作本発売
【2019年8月下旬発売予定】

今さら言えない小さな秘密
ジャン=ジャック・サンペ 作/絵
荻野アンナ 訳

French edition by Denoël (c) 1995
定価¥2,000+税
ISBN 978-4-903798-03-5
株式会社ファベル 刊
http://www.faber.jp/

ジャン=ジャック・サンペ Jean-Jacques Sempé

1932年8月17日フランス・ボルドー生まれ。14歳で学校を辞め、自転車の配達員や、ワインの仲買人の下で働くが上手くいかず、次第に絵の方にのめり込むようになる。’56年、「アステリックス」シリーズで知られている友人のルネ・ゴシニとコンビを組み、ベルギーの週刊誌で「プチ・ニコラ」を連載して、次第に名声が広がる。サンペの少年時代の思い出をもとに、日常のさりげないユーモアが温かく描かれたこの作品によって、「ニューヨーカー」「パリ・マッチ」を含む様々な雑誌で人気を博す漫画家となる。ヨーロッパだけでなく、世界中で世代を超えて愛されており、近年においても、代表作である『プチ・ニコラ』(2009)は映画化され世界的にヒットした。今作の『今さら言えない小さな秘密』はサンペの漫画の二回目の映画化であり、かつて配達員として働いていたサンペの自転車に対する愛がいたるところで垣間見える。

Cast

  • ブノワ・ポールヴールド/ラウル・タビュラン役

    1964年9月22日ベルギー、ナミュール生まれ。’92年、学生時代の友人と共に学校の卒業制作が元になって作られた『ありふれた事件』では監督・脚本・主演を果たし、カンヌ国際映画祭特別ユース賞を獲得。"Le Vélo de Ghislain Lambert" (01)では、自転車ロードレースに参加する主人公を演じ、『ココ・アヴァン・シャネル』(09)など、セザール賞に三度ノミネートされている。その他の作品に『チャップリンからの贈りもの』(14)、『神様メール』(15)、『シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢』(18)など。

  • エドゥアール・ベール/エルヴェ・フィグーニュ役

    1966年12月1日パリ生まれ。18歳でフロラン演劇学校に入る。その後、ラジオのパーソナリティからテレビ・映画へと活動を広げ、近年でもセザール賞やカンヌ映画祭の司会などを多く務める。主な作品に、『モリエール 恋こそ喜劇』(07)、『チキンとプラム~あるバイオリン弾き、最後の夢~』(11)など。演技以外にも自らも監督として活躍しており、 "La Bostella"(00)、「パリは今夜も開演中」(16)がある。なお、サンペの代表作「プチ・ニコラ」のCDでは朗読をしている。

  • スザンヌ・クレマン/マドレーヌ役

    1969年5月12日カナダ、モントリオール生まれ。’93年、モントリオール演劇コンサルヴァトワールを卒業。2012年、グザヴィエ・ドラン監督『わたしはロランス』でカンヌ国際映画祭ある視点部門の最優秀女優賞を獲得する。以後もドラン監督の『Mommy/マミー』(14)など、カナダでも活躍する傍ら、近年はフランス映画にも数多く出演している。近年の作品ではエリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュ監督の『セラヴィ!』(17)など。

Staff

監督・脚色 ピエール・ゴドー Pierre Godeau

1986年11月21日フランス・クラマール生まれ。高校卒業後、商業を学んだのち、映画監督の父であるフィリップ・ゴドーに教わりながら、映画についてシネフィルの友人と議論を交わす日々に明け暮れる。のちに、友人らと小さなプロダクション会社を営み、短編映画の製作などを経験する。’96年にはジャコ・ヴァン・ドルマルの『八日目』に脇役として出演。2013年には初の長編作である "Juliette"が公開。長編二作目の「愛の監獄」では、主演にアデル・エグザルコプロスとギヨーム・ガリエンヌを迎え入れた。

【フィルモグラフィー】

2013年 "Juliette"
2016年「愛の監獄」
2019年『今さら言えない小さな秘密』

脚本 ギヨーム・ローラン Guillaume Laurant

1975年フランス生まれ。’98年にパリのルイ・リュミエール国立学校で映画を学ぶ。2006年に撮影監督として長編映画デビュー後は「パリ警視庁:未成年保護部隊」(11)、『モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由』(15)など、マイウェン監督の長編作品の撮影を全て担当している。他にも、『黒いスーツを着た男』(12)、「ふたりの友人」(17)などがある。

撮影 クレア・マトン Claire Mathon

1964年9月22日ベルギー、ナミュール生まれ。’92年、学生時代の友人と共に学校の卒業制作が元になって作られた『ありふれた事件』では監督・脚本・主演を果たし、カンヌ国際映画祭特別ユース賞を獲得。"Le Vélo de Ghislain Lambert" (01)では、自転車ロードレースに参加する主人公を演じ、『ココ・アヴァン・シャネル』(09)など、セザール賞に三度ノミネートされている。その他の作品に『チャップリンからの贈りもの』(14)、『神様メール』(15)、『シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢』(18)など。

音楽 ハビエル・ナバレテ Javier Navarrete

1956年スペイン・アラゴン州テルエル生まれ。主な仕事として、ギレルモ・デル・トロ監督がスペインで製作した『デビルズ・バックボーン』(2001)や、『パンズ・ラビリンス』(06)での音楽が知られており、後者の作品ではアカデミー賞作曲賞にノミネートされた。他の作品では、『タイタンの逆襲』(12)、『ビザンチウム』(12)など。

Comments

Reviews

ファンタジーをさっと一筆加えて、ノスタルジックで時代を越えたフランスを見事に描き出した。ここでは自転車が王様だ。優しくユーモアがあり前向きで、ファミリーにも完璧な絵本の映画化。

【レ・フィッシェ・ド・シネマ誌】

ピエール・ゴドー監督の感受性豊かな脚色によって、ブノワ・ポールヴールドはサンペの漫画をスクリーンに繊細に再現、輝きを手に入れた!

【ル・フィガロ紙】

心優しく温かな気持ちになるコメディ!

【20ミニッツ誌】

素晴らしく詩的。チャーミングで信じられるファンタジー。

【ウエスト フランス】

サンペの絵本の見事な映画化。美しく愛すべき作品。

【CNEWS】

本当に気分がスッキリする!

【フェム アクチュエル】

優しく、ポエティックで、面白い映画化。

【ル・モンド紙】

可愛らしい色の町で、そこにはユートピアの幸せがあり、ノスタルジックな映画はジャック・タチの『のんき大将』を彷彿させる。

【バンド・ア・パール】

せかせかした現代に対して、のんびりとして、明るく、友好的。
ブノワ・ポールヴールドとエドゥアール・ベールの二人の人間味が極上の味を出している。

【ル・ヌーヴェル・オブサーヴァー】

可愛らしく美しく、とても優しさに満ち溢れている。

【ル・パリジャン】

柔らかいトーンの中にも、自転車が優しくメランコリックを表している。
サンペの絵本の心に触れる作品だ!

【SUD OUEST】

ブノワ・ポールヴールドが詩心いっぱいに演じている。
サンペの絵本の率直な魅力が見事にスクリーンに現れた。

【TÉLÉ LOISIRS】