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1944
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Les Petites du Quai aux Fleurs(未)
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1945
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1946
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星なき国 Le Pays Sans Étoiles
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フランス/白黒 監督:ジョルジュ・ラコンブ 共演:ピエール・ブラッスール |
ジェラール・フィリップの映画初主演作。前世紀に起きた事件を探っていくうちにとある村に着いたシモン。そこで出会った美しい女性カトリーヌとは不思議な運命で結ばれていた…。『愛人ジュリエット』などその後のロマンティックな役柄を予感させる最初の作品で、本映画祭作品中、一番若く初々しい23歳のジェラールが観られる。 |
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白痴 L'Idiot
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フランス/白黒 監督:ジョルジュ・ランパン 共演:エドウィージュ・フィエール |
ドストエフスキーの同名小説の映画化。ジェラールは初の大役、気高くも無垢なムイシュキン公爵を熱演。監督はキリスト的な雰囲気をムイシュキン公爵に求め、ジェラールは見事にその期待に応えている。『双頭の鷲』等の名女優エドウィージュ・フィエールが共演。 |
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1947
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肉体の悪魔 Le Diable au Corps
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フランス/白黒 監督:クロード・オータン=ララ 共演:ミシュリーヌ・プレール
ブリュッセル国際映画祭国際批評家賞受賞 / 1952年度キネ旬ベストテン第8位 |
17歳の高校生フランソワと年上の女性マルトの短くも激しい恋の行方。夭折の作家レイモン・ラディゲのあまりにも有名な原作を名匠クロード・オータン=ララが映画化。この一作でジェラールは世界中の女性の心をとらえ、映画史に残る不朽の名作とした。 |
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1948
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パルムの僧院<完全版> La Chartreuse de Parme
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フランス/白黒 監督:クリスチャン・ジャック 共演:マリア・カザレス |
スタンダールの同名小説を『花咲ける騎士道』のクリスチャン・ジャックが映画化。故郷パルムに帰ってきた天衣無縫なファブリスは、宮廷の陰謀と恋の嵐に巻き込まれる。オール・イタリア・ロケの酷暑の中、ジェラールは馬を駆り、18メートルもある塔からロープで降り、舞踏会や決闘のシーンをこなした。 |
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1949
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美しき小さな浜辺 Une Si Jolie Petite Plage
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フランス/白黒 監督:イヴ・アレグレ 共演:マドレーヌ・ロバンソン |
雨がそぼ降る海辺のホテルに現れた陰のある青年。彼の出現により、ホテル内の人間関係が微妙に変化していく。監督は『狂熱の孤独』のイヴ・アレグレ。撮影監督は名匠アンリ・アルカン。この作品完成の為にジェラールはプロデューサーを説得、製作資金を自ら集めたという。 |
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すべての道はローマへ Tous les Chemins Mènent à Rome
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フランス/白黒 監督:ジャン・ボワイエ 共演:ミシュリーヌ・プレール |
『肉体の悪魔』で悲恋カップルを演じたジェラールとM.プレールが、ここではドジな幾何学者と映画スターのカップルに扮し、ギャングに追われてローマまでの珍道中を繰り広げるロマンチック・ラブ・コメディ。 |
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1950
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悪魔の美しさ La Beauté
du Diable
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フランス/白黒 監督:ルネ・クレール 共演:ミシェル・シモン
1951年度キネ旬ベストテン第6位 |
年老いたファウスト博士は、悪魔メフィストフェレスと契約をし、若く美しい若者アンリに変身、失われた青春を謳歌しようとするが‥‥。ジェラールにとって初のルネ・クレール監督作品。怪優M.シモンと役柄を交互に演じ合うのも見所の一つ。 |
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輪舞 La Ronde
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フランス/白黒 監督:マックス・オフュルス 共演:シモーヌ・シニョレ
1950年ベネツィア国際映画祭最優秀脚本賞・最優秀美術賞受賞 |
1900年のウィーンを舞台にした11人の男女の華やかな恋の駆け引き。ジェラールの他、S.シニョレ、アントン・ウォルブルック、ダニエル・ダリュー、ジャン=ルイ・バロー、ダニエル・ジェランなど当時の大スターの競演も必見。 |
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1951
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愛人ジュリエット Juliette ou la Clef des Songes
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フランス/白黒 監督:マルセル・カルネ 共演:シュザンヌ・クルーティエ |
牢獄に閉じこめられたミシェルは、恋人ジュリエットを想ううちに、いつしかとある村へと辿り着く。そこは誰もが思い出を持たない忘却の村で、探し出したジュリエットも彼との思い出を全て失っていた‥‥。『天井桟敷の人々』のマルセル・カルネによる哀しくも幻想的な一篇。 |
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Avignon,Bastion de la Provence(ナレーション/未)
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Avec André
Gide(ナレーション/未)
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1952
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花咲ける騎士道 FanFan La Tulipe
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フランス/白黒 監督:クリスチャン・ジャック 共演:ジーナ・ロロブリジーダ
1952年カンヌ国際映画祭監督賞受賞 |
村の気のいい若者ファンファンはジプシー娘の占いにのせられて軍隊に入隊、恋と冒険の日々が始まる。ジェラールが画面狭しと飛び回る一大痛快アクション。少年時代を過ごしたグラースの地で、“陰のある2枚目”タイプから“陽気でやんちゃな”ジェラールの一面を存分に開花させた。最近リュック・リュックベッソン監督がリメイクした事でも有名になった作品。 |
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夜ごとの美女 Les Belles de Nuit
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フランス/白黒 監督:ルネ・クレール 共演:マルティーヌ・キャロル
1952年ヴェネツィア国際映画祭批評家大賞受賞 |
さえない作曲家クロードはすっかり現実の世界に嫌気がさし、夜ごと美女と冒険の夢を見るが、いつしかそれが現実に。様々な時代を行き来するジェラールのスピーディで軽やかな演技が素晴らしい。 |
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1953
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狂熱の孤独 Les Orgueilleux
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フランス・メキシコ/白黒 監督:イヴ・アレグレ 共演:ミシェル・モルガン
1953年ヴェネツィア国際映画祭優秀作品賞受賞 |
ジャン=ポール・サルトルの原作の映画化。メキシコのひなびた漁村。折しも伝染病が蔓延する中、夫を失ったネリーは元医師ジョルジュのぶっきらぼうな優しさに次第に惹かれていく‥‥。貴公子的なイメージのジェラールが初の汚れ役に徹した作品。 |
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1954
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Si Versailles M'était Conté(未)
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しのび逢い Monsieur Ripois
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フランス・イギリス/白黒 監督:ルネ・クレマン 共演:ヴァレリー・ホブスン
1953年カンヌ国際映画祭審査員特別賞受賞 |
女性と見ると口説かずにいられないリポア氏。今度は自分たちの結婚式に出席していた妻の友人のパトリシアを早速口説きにかかるが‥‥。『禁じられた遊び』『太陽がいっぱい』のルネ・クレマンとジェラール・フィリップがロンドンを舞台にしたシニカルなラブ・コメディー。 |
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Villa Borghèse(Les Amants de la Villa Borghèse)
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赤と黒 Le Rouge et Le Noir
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フランス/カラー 監督:クロード・オータン=ララ 共演:ダニエル・ダリュー、アントネラ・ルアルディ
1954年度外国映画興行第10位 |
野心に燃える若者、ジュリアン・ソレルは自分の魅力を武器に貴族階級への転身を図ろうとするが‥‥。スタンダールの同名小説を『肉体の悪魔』のクロード・オータン=ララが映画化したカラー文芸大作。監督の熱烈なリクエストにより、ジュリアン・ソレル役を引き受けたジェラールは、監督や脚本家と細部に至るまで議論を重ね、唯一無二の“ジュリアン・ソレル”像を創り出した。 |
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1955
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夜の騎士道 Les Grandes Manoeuvres
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フランス/カラー 監督:ルネ・クレール 共演:ミシェル・モルガン |
『悪魔の美しさ』『夜ごとの美女』に続く3度目のルネ・クレール監督作品。美貌のアルマン中尉は仲間との賭で、町の美女マリー=ルイーズを1ヶ月以内に口説き落とすと宣言したが、いつしか本気で彼女を愛し始めていることに気付く‥‥。ミシェル・モルガンとも『狂熱の孤独』に続く2度目の共演。 |
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1956
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Si Paris Nous Était Conté
(未)
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ティル・オイレンシュピーゲルの冒険 Les Aventures de Till L'Espiègle
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フランス・東ドイツ/カラー 監督:ジェラール・フィリップ/ヨリス・イヴェンス 共演:ジャン・ヴィラール |
ジェラールがヨリス・イヴェンスと共同監督した唯一の監督作品。ヨーロッパで有名なティル・オイレンシュピーゲル伝説をジェラールが熱演。絵のような牧歌的なフランドル地方の再現も見どころ。 |
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1957
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1958
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モンパルナスの灯 Montparnasse 19 |
フランス/白黒 監督:ジャック・ベッケル 共演:アヌーク・エーメ |
天才画家モジリアニの愛と苦悩の日々。監督は『穴』のジャック・ベッケル、モジリアニの妻、ジャンヌに初々しいアヌーク・エーメ、冷徹な画商にリノ・ヴァンチュラが扮している。奇しくもジェラール・フィリップもモジリアニと同じ36歳でこの作品の1年後に世を去る。 |
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1959
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危険な関係 Les Liaisons Dangereuses 1960
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フランス/白黒 監督:ロジェ・ヴァディム 共演:ジャンヌ・モロー |
ラクロの同名小説の初めての映画化。主役のヴァルモンとメルトゥイユ夫人を外交官夫婦に置き換え、舞台を現代のパリに移した。舞台でも共演したことのあるジェラールとジャンヌ・モローの緊迫感あふれる演技が見もの。J.モロー、アネット・ヴァディムら美女の60年代テイストにあふれるファッションとアート・ブレイキーのジャズも魅力。 |
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1960
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La Fièvre Monte à
El Pao(Los Ambiciosos/未)
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