決して笑いごとではなかった人生を、自分自身の手で「笑いごと」として描く。その過程で見えてくるものに胸が熱くなった。
                  俵 万智さん(歌人)
ダスティン・ホフマン『トッツィー』以来、最も知的な女装演技。ガリエンヌの黄金期が始まったばかりです。
                  フローラン・ダバディさん(文化&スポーツ ジャーナリスト)
ご機嫌な
「不機嫌なママにメルシィ!」
 俳優 ギヨームの記憶は
 ユーモラスな身体演技となって
 奇妙に存在する
  そのエレガンスな人生の脱皮は
  瞬時に私を誠実にしてくれた
                  夏木マリさん
 
自分らしさ、セクシャリティ、母親からの自立
――日本の若者の悩みとリンクする。笑って、泣いて、コンプレックスも吹き飛ぶ!
                  尾木直樹さん(尾木ママ・教育評論家)
赤であるか白であるか。何よりもこの作品は色付けをしながらそのグレーゾーンを浮遊している。
                  美波さん(女優)
 
キラキラと輝くようなコメディ!
                  「ル・パリジャン」(ピエール・ヴァヴァスール)
ギヨーム・ガリエンヌの舞台に駆けつけることができた運のいい人にとってすら、想像すらできないほどの出来! 舞台が滑稽さの頂点だったとしたら、映画はそれ以上、まるでアンナプルナかアンデス山脈をしのぐ高みにまで達している
                  「リベラシオン」(ジェラール・ルフォール)
極上のだまし映画、笑いによるセラピー!
                  「マリアンヌ」(ダニエール・エマン)
笑いと感動、進歩主義と普遍性を混ぜ合わせるワザはアルモドバル以上! 重いテーマを軽やかにひょうひょうと描いて、これぞまさしくコメディ映画の鑑
                  「レ・ザンロキュプティーブル」(セルジュ・カガンスキー)
ギヨーム・ガリエンヌは、疑いなく、長らく待ち望まれていた才能だ。 そのなによりの証拠がこの映画。傑出した母親に対する讃歌を、まずはご覧あれ!
                  「パリ・マッチ」(アラン・スピラ)
 
この映画を見ればコンプレックスが吹き飛ぶ。しかも、アイデンティティにかかわる問題を知的に鮮烈に笑いのめす
                  「ユマニテ」(マリー=ジョゼ・シラシュ)
おかしなおかしな心配性、滑稽な自己分析とおきまりのホロリとさせる結末。 この上品なおかしさは初期のウディ・アレンを凌ぐ!
                  「プルミエール」(レネ・クロ)
ハイパー商業主義的コメディと伝統的作家主義との奇跡的出会い!
                  「スクリーンデイリー」(ジョナサン・ロムニー)
これまでの映画の常識を覆す、最高の女装演技!
                  「フィルムフォワード」(ケント・ターナー)
スウィートで明るくて、ときにおバカなくらいセンチメンタルで目立ちたがり屋さんで。 でも魅力あふれんばかりの見逃せない1本
                  「ハリウッド・リポーター」(スティーヴン・ダルトン)

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