エミール/Emille
アンリ・マルシャン/Henri Marchand
1898年8月28日、フランス、マンヴィリエ生まれ。20年代は舞台で活躍。『自由を我等に』のエミール役で華々しく映画デビューを果たす。その後、数多くの映画に出演。クレール作品では、『夜ごとの美女』(1952)に出演。’59年、5月22日パリで没。
ルイ/Louis
レーモン・コルディ/Raymond Cordy
1898年12月9日、フランス、ヴァル=ドゥ=マルヌ県生まれ。父親は旅芸人一座の座長。30年代にエピネー撮影所の専属俳優となり、ジャン・グレミヨン監督作『父帰らず』で映画デビューを果たす。1931年の『ル・ミリオン』を皮切りに、ルネ・クレール監督作品の常連となる。’56年4月23日、パリにて没。その他、クレール監督『巴里祭』(33)、『最後の億万長者』(34)、『沈黙は金』(47)、『悪魔の美しさ』(49)、『夜の騎士道』(55)、ジャック・フェデール監督『ミモザ館』(34)などに出演。
音楽:ジョルジュ・オーリック Georges Auric
1899年2月15日、フランス、ロデーヴ生まれ。モンペリエ音楽院でピアノを学び、パリ音楽院の聴講生となる。ヴァンサン・ダンディより作曲法を学ぶ。画家ピカソ、詩人ジャン・コクトー、音楽家エリック・サティらと交流。クレール監督『幕間』(1924)に出演、コクトーの『詩人の血』(30)で初めて映画音楽を担当、その後100本以上の作品を手掛ける。’83年7月23日パリにて死去。その他の作品に、コクトー監督作品『美女と野獣』(46)『オルフェ』(50)、アンリ・ジョルジュ=クルーゾー監督『恐怖の報酬』(53)など。